愛知県名古屋市を中心に活動するエクステリア・ガーデンプランナー、Garden office Terraのコラム♪外構、造園でお困りの方はお気軽にご相談ください!
新築外構工事でお庭の空きスペースを芝生にしたい、ガーデンリフォーム工事で無機質だったコンクリートのスペースを芝生を中心としたガーデニングのできるスペースにしたい、などなどお庭の中で芝生が登場する場面は結構多いですよね。でも、一口に「芝生」と言っても実は何種類もあってそれぞれに特徴が違うことを知っている方は少ないのではないでしょうか。その特徴に合わせた使い方をすれば、きっと芝生を生かしたガーデンライフをより楽しめますよね。というわけで、今回は芝生の種類のお話です。
現在日本で流通している芝生の種類は様々ですが、大きく分けると「日本芝」「西洋芝」の2つに分けることができます。また、最近ではこれまでの芝生のメリットを残してデメリットだけを改善した特殊な芝生も出てきていますので、「日本芝」「西洋芝」「特殊な芝」の3つを順番にご紹介していきます。
日本芝には高麗芝や姫高麗芝などがあります。高温多湿な気候に適しており、日本で広く使われています。ホームセンターなどで販売されているシート状の芝生もこの日本芝です。
メリットとしては、やはり日本の気候に適していることで、春から秋にかけて美しい緑を見せてくれます。メンテナンス、刈り込みも簡単です。デメリットとしては、寒さに弱い特徴があり冬は休眠期として茶色く枯れてしまいます。ただし、翌年の春にはまた緑の新芽が出てきます。また、きれいに管理するには定期的な刈り込みが必要です。
ほとんどがシート状の状態で販売されているため、植え付けはその芝生シートを整地した土の上に並べていくような感じで行います。
名古屋周辺でしたら管理が楽で気候的に一番適していることもあり、特別なご要望が無い場合にはGarden office Terraでも日本芝を使用しています。
西洋芝には暖地型のバミューダグラスなどと、寒地型のブルーグラスなどがあります。暖地型は日本芝と同じような生育範囲ですが、寒地型は耐寒性が強く高温は苦手なタイプです。
メリットとしては、一年中緑を維持できることと、しっかりと管理をした場合の美しさです。逆にデメリットとして、その管理の難しさがあります。具体的には刈り込み頻度が高い、病気に弱いなどがあり、これらの性質から一般家庭よりも管理に労力を使うことのできる競技場・ゴルフ場などの公共施設に多く使われています。
ほとんどが種の状態で流通しており、整地した土の上に種をまいて育てます。
管理の難しさがありますが、その分管理が行き届いたときの芝生の緑の美しさ素晴らしいため、上級者向きの芝生と言えるかもしれません。
芝生の緑にあこがれて実際植えてみたとき、日本芝でも西洋芝でも一番困るのは刈り込みではないでしょうか。貴重な休日を芝刈りに使うのはもったいないと思われるかもしれませんが、せっかくの芝生も伸び放題だとあまり見栄えが良くないですからね。そこで開発されたのが、成長が遅い高麗芝のTM9です。
メリットとしては、何より刈り込み回数が少なくていいことです(全くしなくていいわけではないのでご注意ください!)。それ以外の特徴は基本的に高麗芝と一緒です。デメリットとしては、金額的に少々高く付いてしまうことでしょう。もっと安く出回るようになるといいのですが。。。
このように芝生にはいろいろな種類がありますが、共通して言えることは全て生物・植物だということです。いくら厳しい条件で適応できるような改良がされていたとしても、最低限のお世話・管理をしてあげる必要はありますので、もしお庭に芝生を考えていらっしゃる方はその点だけは押さえておいてください。ちなみに、全く管理ができない環境向けに、最近は非常に高性能の人工芝も開発されていますのでご安心ください。
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