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お庭の樹木の緑が目に入ると、それだけで癒されることがありますよね。でも、見てる分にはいいのだけれど、実際お庭に樹木を入れるとなると躊躇してしまうことも少なくありません。その理由の一つに落ち葉の管理がありますが、ちょっとしたコツで落ち葉の管理を楽にすることができます。そこで、今回は落ち葉の管理のお話です。
樹木は大きく落葉樹と常緑樹に分けられますが、冬の間も葉っぱが繁っている常緑樹なら落ち葉に悩まされることもないのでは?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは半分正解で半分間違っていると言えるかもしれません。
落葉樹が秋に一気に葉を落とすのに対して、常緑樹は一年を通して順番に葉を入れ替えていきます。つまり、年間の落ち葉の量はそれほど変わらないけれど、秋の落ち葉の量で比べると圧倒的に落葉樹の方が多くなるという感じです。
これを解決策と言ってしまっていいかどうかは微妙なところですが、秋の落ち葉の量を減らしたい、もしくは秋以外の落ち葉をほとんどなくしたいという場合には、落葉樹を選ぶか常緑樹を選ぶかという選択が重要になってきます。
定期的に剪定をしてあげることによって落ち葉の量をコントロールすることができます。落ちる前に剪定してしまおうということですが、実は剪定にはこれ以外にも下記のようなメリットがあります。
・樹形を整えて美しくする
・風通しを良くし生育を助ける
・日照を良くし病害虫を防ぐ
ただし、定期的な剪定は結構大変で自分では行えないこともあるでしょう。そんなときは剪定業者に入ってもらうことをおすすめします。このとき、金額が高くて技術が無い業者は問題外ですが、ただ安いだけの業者も結構存在していますのでご注意ください。
上の2つは葉っぱが落ちる前の対策ですが、これは落ちた後を考えての対策です。敷材を表の凹凸が少ないものにすることによって、落ち葉の掃除を楽にすることができます。
比較的表面の凹凸が少ない敷材にはコンクリート敷、タイル敷、自然石平板敷などがあります。落ち葉が落ちることが予想できる場所にはこれらの素材を使うことによって、掃除の労力を少なくすることができます。このとき、周囲とのデザイン的なバランスにも気をつけるといいでしょう。
このように敷材を工夫しても、どうしても隙間に落ち葉のかけらなどが入ってしまうこともあります。非常に細かいものになってくるとほうきで掃くのも大変でしょうから、そんなときには高圧洗浄やブロワーでの清掃をお試しください。
以上のように落ち葉の管理のお話をしてきましたが、そのお庭の用途、周辺の環境などによって最適な対策は変わってきます。ご自身だけでは判断しかねる場合もあると思いますので、そんなときはお気軽にGarden office Terraにお問い合わせください。
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