カーポートの機能とデザイン

標準的な一台用のカーポートです。シンプルなデザインで、普通に雨などから自動車を守るのには十分でしょう。

アルミ製の柱などの色を建物のサッシの色と合わせると統一感がでます。

屋根材には透明なポリカーボネートを使用しています。オプションとして熱線遮断や防汚効果を付加することもできます。

また、横からの吹き込みを防ぐサイドパネルを付けることもできます。

複数台を並列で駐車したい場合、両サイドに柱を配置するのが一般的です。台数が増えると間口が広くなるため、どうしても柱の本数を増やすなどの工夫が必要になってきます。

ちょっと変わったところではこんなものもあります。かなり個性的で面白いですね。

ただ、大雨のときの対策がやや心配かなという感じです。

曲線タイプのものと同様にポリカーボネートを屋根材に使用したカーポートです。やはりある程度の日光が取り込めるため、外構全体として明かりを確保することができますね。

こちらもシンプルなデザインですが、フラットな屋根ですっとりとした印象を与えます。モダンタイプの建物には特におすすめです。

屋根材の下のトラス（骨組み）が近未来感を出していてデザイン的ですね。このトラス構造、強度を上げる上でも非常に効果的です。

こちらはデザイン的にもですが、機能的にも非常に面白いカーポートですね。両サイドの2本の柱で支えるタイプの珍しい形ですが、その柱が真ん中よりも後方についているため車の出し入れの時に柱が気になるということもありません。

とにかく強度を確保したい場合におすすめなのが折板カーポートです。スチールの折板素材を屋根材に使っているため、積雪、強風などにも十分対応できます。難点として暗くなってしまうことがあげられますが、ポリカーボネート板の採光部分を付ける、電気配線で照明設備を付けるなどで対処することもできます。

折板カーポートなら上にバルコニーを設置することも可能です。既製品もいろいろありますが、かなり現場での調整が必要になりますので建物、敷地に合わせてオリジナルもので対応することもできます。

ナチュラルなお庭に合わせやすいウッドカーポートです。どうしても屋外でウッド製品は耐久性が心配になったりしますが、防腐剤処理材、ハードウッドなどを用いることによってある程度は解決することができます。

ロートアイアンを使ったデザイン的なカーポートです。完全オリジナル品になるため現場状況によっては難しい場合もありますが、非常に魅力的なデザインですね。

太陽光発電付のカーポートです。本格的な実用化まではまだ微妙なところですが、ソーラーパネルの軽量化と効率アップができれば今後一気に普及してくるのではないでしょうか。電力問題解決の助けになることを期待しています。