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外構の中には様々な植栽(樹木)が入っていますが、それぞれ異なった役割を持っています。今回はシンボルツリーとしておすすめなものの中でも、常緑樹で、花がきれいで人気のある植栽をご紹介していきます。
外構の中でシンボルツリーを選ぶとき、優先させるポイントによって選択する植栽も変わってきます。今回のコラムでは、一年中変わらない存在感という大きなメリットのある冬でも葉っぱを落とさない常緑樹に注目してみました。ただ、一年中あまりにも変化がないのも面白くないと思いますので、常緑樹の中でもきれいな花が咲き人気のある植栽に絞ってみます。
ハイノキは、九州などに自生する自然樹形が特に美しい常緑樹です。成長が遅く流通量も多くありませんが、その樹形からファンの多い樹でもあります。
葉の密度はあまり高くありませんが、それがかえって樹形、小さく繊細な葉と共に涼しげな印象を与えてくれます。
5〜6月頃に咲く花はサイズが小さく色もシンプルな白色ですが、木全体にびっしりと咲く様子からは非常に上品な美しさを感じられます。季節的にもちょっと暑くなりかける時期ですので、ハイノキの爽やかな花と樹形で涼をとることができるでしょう。花の存在感がある反面、色合いと柔らかい雰囲気のおかげで他のものと合わせるときにも主張しすぎずうまくはまります。このあたりも人気の理由ですね。
強烈な日差しを嫌うため、半日陰(できれば午前中のみ日照のある場所)ぐらいの方が調子がいいでしょう。日当りの条件としては、日向でしか生育できないものよりも選びやすいかもしれません。
キンポウジュはオーストラリア原産の常緑樹で、ブラシノキ、カリステモンなどとも呼ばれています。
細めのややシルバー系の葉が特徴的で、全体的にドライな印象を与えます。一本立ちの他に株立ちのものもあります。
5〜8月ぐらいにコップなどを洗うブラシに似た形の非常に個性的な花を咲かせます(ブラシノキの名前の由来です)。赤い花が一般的ですが、かなり南国風な印象が強いのでキンポウジュが一本あるだけで外構、建物を含めた全体のイメージを決めることができるでしょう。逆に言うと、イメージを選ぶ木でもありますね。
ちょっと珍しいところで白色や黄色の花をつける品種もあり、花の色が変わるだけで全体の印象もかなり違ってきます。特に白花のキンポウジュは南国風という印象は残っているものの主張が弱くなっており、他のものと合わせやすくなっています。特徴的なシンボルツリーをお探しの方は挑戦してみてもいいのではないでしょうか。
普通のヤマボウシは落葉樹ですが、ホンコンエンシスは常緑のヤマボウシです。一年中割と葉が密に付いているので存在感があるでしょう。また、冬場は葉を落とさないものの、実とともに紅葉を楽しむこともできます。一本ものの自然樹形もきれいですが、株立ちにもできます。ただ、株立ちにする場合はボリュームが出過ぎてしまうことに注意が必要です。
5〜6月頃ややクリーム色がかった白い花を咲かせます。一般的なヤマボウシと同様に、花は上を向いて開く性質があるので建物などに上って上から眺めるとしっかり開いている様子がわかるでしょう。
病気や虫に強く、半日陰ぐらいでも問題ないなど非常に育てやすい木でもあります。ホンコンエンシス自体の主張もそれほど強くないため、他のものとも合わせやすいでしょう。この辺りもおすすめのポイントですね。
今回は、外構の中でおすすめのシンボルツリーとして常緑で花がきれいなものをいくつかあげてみました。どれも特徴的で単体としても十分楽しめるものですが、やはり外構、建物とうまく調和しているときにシンボルツリーも最も魅力的になります。既に外構、建物が存在する状態はもちろんですが、計画中の図面など資料の状態でもそれぞれの周辺条件に合わせたご提案ができますので、お気軽にお問い合わせください。
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