愛知県名古屋市を中心に活動するエクステリア・ガーデンプランナー、Garden office Terraのコラム♪
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外構工事では、ポストや表札を付けるためや目隠しのスクリーンとしてコンクリートブロックなどで壁を造ることがあります(呼び方はいろいろありますが、ここでは「外壁・そとかべ」とします)。その外壁ですが周囲の建物や植栽などの雰囲気に合わせて様々な装飾(化粧)をすることができます。
今回は、代表的な外壁の素材とデザインについてご紹介していきます。
高級感のある外壁にしたいのであれば、おすすめはタイル張りです。タイルは磁器質のものでしたら汚れも付きにくいのでメンテナンスという面でも安心ですね。
タイルといっても様々なデザインのものがありますが、モダンテイストであれば細いボーダーのタイル、ナチュラルテイストであればちょっと幅の広いタイルなんかを選んであげると合わせやすいようです。建物でタイルが使われているのであればそれと同じか近いものを選んであげればまず間違いはないでしょう。
施工にかかる金額ですが、タイル張りはかなり作業の手間がかかってしまうためコストとしても高めになってしまいます。ただ、上記のような特性を考えるとそれだけの価値のある素材とも言えるでしょう。
柔らかい雰囲気のある外壁にしたいのであれば、塗り壁がおすすめです。塗り壁にもいろいろなものがありますが、一番普及しているのはジョリパットという商品です。
ジョリパットは色のバリエーションが非常に豊富で塗りのパターンも様々なため、その選択によって大抵の外構に合わせることができます。
明るい色にした場合、汚れが気になることがあります。高圧洗浄などでかなり落とすことはできますが、根本的に解決したいのであれば笠木を付けることをおすすめしています。塗り壁の汚れの原因は雨だれがほとんどなので、それを防止することによって汚れもかなり軽減できるでしょう。
タイル張り、塗り壁の外壁ではコンクリートブロックで土台を作った上に、モルタルで下地を作り、それぞれの素材で化粧をして行きます。そのため、どうしても工程が多くなり作業費としても高めになることが多いでしょう。
それに比べて、化粧ブロックはそれ自体に装飾がされているブロックであるため、ただ積んでいくだけで化粧まで仕上がった状態になり作業工程を大幅にカットすることができます。デザイン性をそこまで重視しないカ所であれば非常に便利な素材です。
ただ、このところデザイン性にこだわった化粧ブロックも出てきているとはいえ、タイル張りや塗り壁に比べるとやはりありきたりな見た目になってしまうところがマイナスポイントですね。
コンクリートブロック系の素材を全く使わずに、レンガや自然石を積んで外壁にすることもあります。
このときデザイン的には非常に面白い仕上がりになりますが、ある程度の高さに積み上げるのであれば注意したいのは安全性です。レンガや石の目地はモルタルで固定するため一見丈夫そうに見えますが、横揺れには弱いことがあります。倒れたら問題がありそうな高さの場合には、必ず鉄筋が入る構造にするようにしましょう。
具体的には、レンガの場合は中心に穴の空いているものがありますので一番上以外はそれを使いその中に鉄筋を通すようにします。自然石などそれ自体に鉄筋を通せないもののときには前後二列にするなどして間に鉄筋を通すことのできるスペースを作ってあげるようにします。厚みが出てしまったり、材料が余分に必要になりコストが上がってしまったりしますが、優先させるのは安全面ですね。
このように外壁の化粧素材には様々なものがありますが、実際には建物や周辺の雰囲気、ポストや表札などのアイテムのデザインに合わせて調和のとれたものを選んでいきます。また、一つの素材だけでなくいくつかの素材を合わせるのも面白いですね。ただ、面白いからといって素材の数を増やしすぎるとうるさい感じになってしまいますので注意が必要です。その辺りのバランスはプロのご提案にお任せください。
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