愛知県名古屋市を中心に活動するエクステリア・ガーデンプランナー、Garden office Terraのコラム♪
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お庭や外構は屋外にあるため季節の天候の変化から影響を受けます。特に地域差はあるものの雪による影響は大きいため、昔から「雪づり」などの文化にまでなるほどですね。あまり影響を受けなさそうなアルミなどでできているエクステリア商品でも使う場面によっては積雪対策が必要なこともあります。そこで今回のコラムでは、積雪地域に対応したエクステリア商品をご紹介していきます。
コラム内容とは直接関係ありませんが、こちら↑は金沢で有名な「雪づり」ですね。
エクステリア商品が受ける積雪の影響は大きく分けて「低温」と「重量」です。ここでは、「重量」の影響を大きく受ける屋根商品、特にカーポートのご紹介をしていきましょう。
その地域の積雪量によって対策の程度も変わってきますが、それほど積雪量の多くないところでは通常のポリカーボネート製の屋根のもので十分ですし、ポリカーボネート製の屋根のものでも柱や梁を太くしてある程度の重量に耐えられる強化版の商品も出ています。
ちなみに、上の写真ではフラットな屋根の勾配を道路側に落とすことによって積もった雪が敷地内に溜まってしまわないような対策もしていますね。
積雪量の多いところになってくるとポリカーボネート屋根では対応できなくなってきますので、そんな時に使われるのがスチール板を折り曲げて屋根材にした折板屋根のカーポートです。屋根自体に重量があり柱の数は基本的に4本以上となるため設置条件を選ぶこともありますが、折板屋根でしたら非常に重量のある積雪量にも耐えられます。これの応用でカーポートの上に人の乗れるテラススペースを造る場合もありますね。
強度的には問題のない折板屋根ですが、スチール製ということで光を通さないためどうしても屋根の下は暗くなってしまいます。電気配線工事をして照明をつけることもできますが、一部を透明な素材にして採光することのできるものもあります。
強度的にはスチールに劣るようですが、折板屋根タイプのカーポートの形状をまねた透明な屋根材のカーポートもでてきています。このあたりの選択はやはりその地域の積雪量に耐えられるというのが一番の優先順位になると思いますので、十分な強度を持ったカーポートをお選びください。
積雪による「低温」影響を大きく受けるエクステリア商品には立水栓があります。水道管内の水が凍結してしまうと体積が膨張して水道管を破裂させてしまうからです。
お庭や外構で使われる水道管はポリ塩化ビニル(塩ビ)製のものが主なので、それ自体ある程度の耐久性を持っています。ただ、それだけでは不十分である場合もあるので上の写真のような保護材を巻き付けて凍結を防ぐこともできます。また基本的に凍結は地上部で起こりやすいため、地中での配管以上に立水栓内部の配管が重要になってきます。
そこで上の写真のような凍結対策のされた立水栓(タクト120)も出てきていますが、一見普通の立水栓との違いがわかりませんね。
実はこの水栓柱には水抜きハンドルが付いていて、立ち上がっている水栓柱内の水を凍結深度以下の地中に排出することができます。配管の中を空にしておけば破裂の心配はないというわけですね。このとき、蛇口も水抜き時に空気を吸引できるものにしておくとより効果的でしょう。
今回は雪対策のされたエクステリア商品をご紹介しましたが、このように環境に合わせて商品を変える必要のある場合もあります。ちょっとでも気になることがあればお気軽にご相談ください。
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