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外構・お庭の中には様々な植栽が使われていますが、同じ樹種であってもその樹形によって雰囲気が大きく変わってしまうことがあります。そこで、今回は外構・お庭のタイプに合わせた植栽の樹形についてお話ししていきます。
植栽の中でも今回は特に外構・お庭全体のイメージに大きく影響を与える高木に絞った内容となっています。
植栽はそれぞれの樹種によって卵形であったり三角形であったり自然樹形が変わってきます。その特有の自然樹形は変えられないものなので、最初に選ぶ時点である程度好みに合うものにしておく必要があるでしょう。ただし、同じ樹種であっても育て方、手入れの仕方によって雰囲気を大きく変えることができます。
今回は代表的な3つの樹形①一本立ち、②株立ち、③仕立てについてそれぞれに合う外構・お庭のタイプと共にお話ししていきます。
一本立ちとは、その名の通り根元からメインになる一本がスッと伸びている樹形のことです。
この樹形は木自体が細い状態だとそれほど印象的ではないかもしれませんが、木の成長と共にしっかりとした落ち着きのある印象になっていくでしょう。また、それぞれの樹種がもっている特徴がでやすいので木単体でその特徴を楽しむことができます。
その反面、成長に伴ってメインの幹が太くなりやすいので幹と枝葉とのバランスを考えるとある程度スペースのある場所に植える必要はあるでしょう。剪定で大きさの調整はできますが、幹が太い状態で周りの枝葉を取りすぎると幹だけが目立って不格好になってしまいます。
だいたいどのタイプの外構・お庭にも合わせることができますが、成長後のどっしりした印象は柔らかい雰囲気のナチュラル系の外構・お庭と合わせるとよりその印象が引き立つでしょう。
株立ちとは、根元から複数の幹が立ち上がっている樹形のことです。
この樹形の場合、それぞれの幹が太くなりにくく爽やかで涼しげな印象を与えてくれます。幹が太くなりにくいため大木にもなりにくく、管理しやすいというメリットもあります。株立ちにはもともと一本の株から作った「本株立ち」と、複数の株を寄せて作った「寄せ株立ち」があります。将来的な樹形のきれいさを考えると本株立ちの方がおすすめです。
複数の幹が近い位置で立ち上がっているため、どうしても枝が重なってしまうこともあります。また、葉の密度の高い植栽では重みがありすぎる印象になることもあるので注意しましょう。
こちらもどのタイプの外構・お庭に合わせることもできますが、スッキリとした印象からモダン系の外構・お庭と合わせると効果的でしょう。株立ちの植栽を複数入れて雑木風にすることもできます。
仕立てとは、剪定によって人為的に形を整えた樹形です。
樹種に合わせて様々な仕立ての仕方がありますが、よく見られるのは日本庭園で玉状の葉の塊が段々に配置されている「玉散らし」や、洋風庭園でモチーフに合わせて刈り込みで造形物を作る「トピアリー」などです。
これらは基本的に剪定で形を整えるため大きさを調整しやすいというメリットがあります。ただし、剪定の頻度が落ちてしまうと形が崩れやすくなってしまうというデメリットも併せ持っています。また、かなり人工的な印象を与える樹形なので、その植栽一本で外構・お庭全体のイメージを変えてしまうと言ってもいいでしょう。
合わせやすい外構・お庭のタイプとしては、やはり日本庭園や洋風庭園のように形式がしっかりしたものになります。ただ、一部のモダンスタイルではシャープな仕立てが引き立つこともありますので面白い組み合わせを探してみてもいいかもしれません。
今回はそれぞれの樹形について一般論的に説明させていただきましたが、樹種によってはその印象も変わってくることがあります。もし外構やお庭、もしくは建物は決まっているけどどんな植栽を合わせたらいいかわからないという場合には、お気軽にご相談ください。
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