今回は手摺の取付工事の様子をお届けします。
手摺に使われる素材としてはアルミ、樹脂、ウッドなどがありますが、こちらの現場では一番目立つ場所に付くこともありデザイン的にいろいろ楽しめるアイアンの手摺をご提案させていただきました。さらに今回は鍛冶屋さんの手作りによる完全オリジナルのオーダーメイド品です。
ということで、まずは鍛冶屋さんの工房での制作の様子から見ていきます。今回制作をお願いしたのは岡崎市にある「鍛鉄空間」の倉内さんです。
取付ける階段の寸法に合わせて棒状の鉄を加工していきます。この棒状の鉄もすでに鍛冶屋さんの手によって鎚目(ハンマーで叩いた跡)が付けられています。
加熱して、叩いて、イメージに合わせていきます。地道な作業ですが堅い鉄を自由に曲げたり細くしたりする様子はとても見応えがありますよ。
それぞれのパーツをくっつけて、最後に表面の質感が出やすいように蜜蝋を塗って仕上げます。
ここから先は現場に移動して職人さんに取付けてもらいます。
今回は既設の階段に後付けするため、コア抜きで穴をあけて手摺を取付けます。
シンプルなデザインですが、表面の質感や曲線に味のある手摺になりました。デザイン的に華奢で優しい雰囲気にしたかったのでやや細く見えるかもしれませんが、空洞のない鉄材なので見た目よりもがっちりしています。デザイン的な面も重視していますが、当然手摺ですので人が掴まっても大丈夫という機能性も兼ね備えています。
さて、これで一宮市S邸の外構工事も完成です。それぞれのこだわりのある素材が上手く調和した現場になったのではないでしょうか。今回も面白い現場を担当させていただき、ありがとうございました!
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